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  • 2021.2.18

    9. ガブリエラ「理想の恋人、チューリップ」
    G…

    ガブリエラとは、チューリップの中の一つである。 花の色は紫がかったピンクで、縁にはかすかに白い覆輪が入る。 チューリップは、春の訪れを告げる典型的な花だが、寒さのピーク時、一月中旬過ぎ頃から一気に出始める。 そんなカラフルなチューリップの花達を前にするとなぜかノスタルジックな気持ちになる。 子どもの頃、チューリップというのは、その一見単純にみえる形状から、 絵に書きや……

  • 2021.2.1

    アトリエから 立春

    2021年、年が明けて早一か月が経過しました。2020年に引き続き、コロナ禍での様々な形で影響を受けられている全てのみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。 立春を目前にして、気分は春めいてきますが、まだまだ寒い日々が続くのでいま暫くの辛抱です。このような寒さの中でも、花の世界は、すでに“春”です。 制作のために必要な花を求めて定期的に花屋を訪れています。色とりどりのチューリップ、スイ……

  • 2021.4.18

    8. スパティフィラム「上品な淑女」
    Spath…

    しばらくぶりにスパティフィラムを購入した。 この植物との付き合いは30年以上になる。 花ことばの通りで、真っ白で清らかな雰囲気の花が魅力で、 純白の花の美しさと光沢のある濃い緑色の葉がふさふさと茂るコントラストがなんともいえず美しい。 白い花にみえるのは、実際は仏炎苞という葉が発達したもの。 小さい鉢からなんども植え替えをして大きく育てていくのが嬉しくて、 小さ……

  • 2021.4.18

    7. ラベンダー「ハーブの女王、ラベンダー」
    L…

    4月初旬から初夏かけて、園芸店で誇らしげに並んでいるラベンダー。 最近、こんなにも種類が豊富になったのかと驚く。 花の部分がふっくらとしているものからスーと細長いもの、香りがしっかりとあるものなど。 数ある中で、ダントツにさわやかな香りを漂わせていたのが「イングリッシュ・ラベンダー」だった。 さすがは、「万能の精油」ともいわれ、アロマテラピーで人気が高いだけある、と感心する……

  • 2020.12.8

    アトリエから 2021年へ向けて

    今年もあっという間に師走を迎え、慌ただしくなってきました。東京では、11月とは思えないほどの暖かで穏やかな日々が続いていただけに、このところの師走らしい気温に身が引き締まる思いです。 私のアトリエでも、他のアーティストの方々同様、新作完成をめざし、来年の展覧会への締め切りに向かって常にバタバタしています。 現在、私は、2021年に向かって「花と果実」にプラスして「人物」、「インテリア」そして「風景……

  • 2020.7.10

    アトリエから ひとこと

    ☆新作リリースの潜在的テーマ☆ ウィルスとの共存社会へ 今年に入り大流行している新型コロナウィルスは、ある程度収束して緊急事態宣言も解除され、日常は戻りつつあります。とはいえ、以前とは違う生活様式での新生活が始まり、今後もウィルスとの共存・共生を余儀なくされるのでしょう。 そんな状況下で出来上がった新作4点は、多少なりとも現実社会の影響を受けている気がします。それら全ての絵の中央に円が描かれて……

  • 2021.3.18

    6. バジル「スパイシーな妖艶な香りのバジル」

    花屋の店先でたまらなくスパイシーな香りにひきつけられた。 なんとそれは、バジルの一種で、正式名称は、「ダークオパールバジル」。 普通のスイートバジルから品種改良されたもので、1950年代にアメリカのコネチカット大学の植物学者によって作られた。 全米のコンテストで賞をもらっただけに、ダークパープルの葉は美しく、観葉植物としても通用する。 スーと伸びた紫色の枝ぶりがシュールな感じで、ところどこ……

  • 2021.4.3

    アトリエから ひとこと

    このところのウィルス問題で、鬱屈とした日々をお過ごしの方々が多いと思います。 世界中どこも大変な状況ですが、国内外の罹患してしまった方々の回復を祈り、自分や家族には細心の注意を払い、周りにも気を配りながらも自分自身は落ち込まないで前向きに進んでいきたいものです。 このようなときだからこそ、彩りゆたかな美しい絵をみて、いっときでも不安をわすれ、心に栄養を送っていただくことを願っています。……

  • 2020.2.14

    アトリエから ひとこと

    立春もとうに過ぎ、ふりそそいでくる光が日増しに春めいて感じます。 心地よい季節の到来を夢みて、今暫くは、空気の乾燥とも向き合わなければなりません。加湿器、空気清浄機をフル稼働させて体調維持に努めましょう。 いま私は、大きい作品(91x91cm)の制作数点に追われています。今夏に六本木・国立新美術館で行われる「日本・フランス現代美術世界展」に出品のためです。今年は、3階全展示フロアにてフラン……

  • 2021.2.12

    5.結婚祝いの赤いバラ
    – Three Red …

    ユリちゃんが結婚しました。ユリちゃんとは、親戚関係になってから10年以上が経ちます。いまでは私にとって姪っ子のような愛しい存在です。だから、そのニュースを知ったときとてもとても嬉しくて、なんだかほっとした気持ちすらしました。お祝いに赤い薔薇が描かれた油彩画を贈りたい、と即座に思いました。 Yurie got married last year. She has been related to m……

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