• 11. 憩い
    Break – Fire –

    暖炉は会話を和ませる。炎は、思索を深めるのにいい。

    視覚を和ませ、薪の音は聴覚にも訴える。柔らかな熱は触覚をも刺激する。

    現代人は視覚と聴覚を酷使するが、嗅覚を使う機会は少なくなった。

    火によって視覚や聴覚だけでなく、嗅覚も刺激されることで、

    五感が解放され、自然に還る感覚を取り戻せる気がする。

    火は全身の感覚を刺激するので創造的な思考へと導いてくれる。

    そんな自然体験は、アウトドアでないと実現は難しいが、最近電気式暖炉の優れものが出回っている。

    小さなものであれば手頃な値段で買える。

    都会のマンションの一室であっても薪を燃やして

    そのパチパチと音をたてて火が燃える雰囲気は味わえそうだ。

    やはり暖炉のある部屋でくつろぎたい。

     

    Communication goes smoothly with fire place.

    The crackling sound of charcoal makes us feel relaxed, having a lively conversation.

    While modern people tend to use sense of eyesight and hearing,

    fireplace with charcoal stimulates our sense of smell.

    When our five sense organs are released and close to nature, chances are that we can be creative.

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